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【chapter1：軽井沢への道】 4年前の軽井沢ミーティング。 でも、今年はもうそんなネタ要らない(笑) 体力温存が最優先である。 恐らく今回が高速道路1000円ポッキリで行けちゃう最後の年なので、とーぜんオール高速道路で向かうことにした。 とはいえ、幾つか懸念材料もあった。 ・エンジン換装後の最長距離(往復800Km)の移動 R-Junkie内では"(ネタの)神が宿るエンジン"と呼ばれる、502号搭載謎エンジン(86ΦGT-Rピストン、マルハ264(推定)カム、ヘッド内真っ黒)。換装当初は、「半年乗れりゃいいんじゃない？」と言われてたのだが、毎日の通勤に数回のサーキットをこなしながら既に2年が経過。特に問題は発生していない。その間、富士スピードウエイ往復(約300km)が連続負荷の実績だ。 冷却水も減ってる気がしたので念の為事前にチェックしておいた。
鬼軍曹の館。 あまり自信を持てないまま、29日朝に"角"さんを拾って東名高速に乗った。 "角"さんと言えば、最近あまりネット上で目立った活動を行ってないので各方面から「"角"さんって生きてるの？」と良く聞かれるんだけど、それ程の"生ける伝説"の人だ。 そして、何が起こっても不思議ではない。相変わらずそんなオーラを身にまとっている(笑) 東名→東海環状に入り最初のSAで休憩。NBターボのおっちゃんにTELで現在位置を聞いてみる。 「もう駒ヶ根やでー。めちゃ順調やわ♪」 --- 不幸にも先日のエンジンブローにてロドスタでの参加を断念したおっちゃんだが、今回は広島からの参加組がチャーターした1BOX車に大阪でピックアップしてもらっての参加となっていた。 その広島からの参加者こそが、ボクの今回の軽井沢MT参加を決めた最大の動機の人。 あの泣く子も黙るワタナベ組長だ。(どーん) さらに組長率いる精鋭のワタナベ軍団。 WEB上ではおなじみの面々だけども、いかんせん広島なのでナカナカ会える機会が無かったのだが、広島から800km先の軽井沢に来るというのだ。 こんなチャンス滅多にない。 --- ボクの勝手な皮算用では、ワタナベ組を中央道あたりで捕捉するつもりだったのに、まさかの超出遅れ。距離にして150kmぐらい、時間にして1時間以上のビハインドだ。 ・・・追いつけない。 アクセルを踏み込もうにもフレナベがそれを拒む(笑) 組長のお出迎えが出来ないとは・・・なんたる失態。しかも軍団には"チョップの達人"TERRAさんも含まれてるという事前情報も入手済みだ。 嗚呼・・・ ミーティング前夜に先立つ不幸をお許しください(笑) ---
その後、東海環状→中央道→長野自動車道と順調に突き進む。 道中はFC-LOGGERでデータ取り。高速道路は一般道では取れないようなデータ(加減速補正などが入らない安定したデータ)が取れるので滅多に高速を使わない502号にとっては大変貴重なデータになる。 502号は順調そのもので何の不安も感じない。想定外だったのはボディー。中央道って路面荒れてますねぇ。特にトンネルの中とかウネリがヒドイ。 そんな状態が長く続いたもんだから悲鳴を上げるわけですよ。 ボクのボディーが(笑) 腰がチクチク。左足とか左手が痺れてきて、今まで感じたこと無い症状が出てきた。どんな風に姿勢を変えてもダメで、左手のクスリ指と小指だけ冷たくなってたり。どっかの血管が圧迫されてるんだろうな。怖くなったんで30分置きにSAで軽く運動しながらなんとか小諸ICまで辿りつくことが出来た。 ここまでは晴れてた。セミが鳴いてるぐらい暑かった。長袖のツナギじゃ暑くて失敗したなと思うほどに。 ところがココから軽井沢に向かうに従って見る見る霧が立ち込めて来て急激に気温も低下。さすが避暑地。 いや、こりゃ冷えすぎでしょ(汗) 霧がやがて小雨になっていく中、向かうは本日の宿『パイプのけむり』。 ビール監督の粋な計らいで用意された「軽井沢ミーティング前ミーティング」(笑)の会場。 --- ところで、その道中やたらとヒストリックカーと遭遇した。 ロードスターもNAだと充分旧車の域に入るのかもしれないが、希少価値という意味では軽井沢に1000台も集まる車種なのでフツーの古い車だ(笑) で、ボクが見たのはトライアンフTR3軍団と、エラン2台。ロメオのジュリエッタ、ジュリア。いやはや存在感が全然違いますな。悲しいかなロードスターはあと30年経ってもあんな存在感は出ないでしょう。 どうやらこういうイベントがあったらしいです。ミウラもエントリーされてたり。あぁーこっちでも良かったな(笑) しかもそちらは軽井沢のイベント情報にしっかり紹介されてるのに・・・(以下略) --- そんなこんなで宿到着。 15時からチェックインできるのに到着が16時前と、少し遅れてしまった。きっと駐車場は既に各地から集まったロードスターで溢れてお互いのエンジンルームを見ながら談笑とか・・・ 全然してないし。 クルマも10台あるかどうかってぐらい。 あれー？(汗)
おっと、目の前には15年ぶりぐらいに見るFire号と、変わり果てたザク号(旧スーチャー号)。 丁度そこに居たビール監督とFire氏に「ひさしぶりねー」と挨拶。 炎氏開口一番「あれ？カトちゃんペッ号は？(笑)」 この男。この手の"予期せぬエラー"的な話は恐ろしく覚えている。しかも恐ろしく詳細に(笑)。ちなみにその事件は12年も前の出来事だぞ。 開発中というシートにも座ってみた。ボクとFire氏は似たような体型だ。 結論から言うとかなりイイんじゃないかな。見た目は全然違うけどマツダスピードのシートのタイトさに近い印象。腰からわき腹のフィット感が特に似てる。シェル形状からエスケレートに近い先入観で座るとホールド感、剛性感が高い。サイドが高いので太ももに力を入れやすそう(重要)。試作品ということでまだ細部の仕上げがイマイチだが最終的に価格がどれぐらいに抑えられるのかがポイントだな。 ザク号。金魚決戦の時の青色を塗り変えてマットなザクカラーに。今まで写真で見る分には正直「びみょ〜やな」だったけど、現車を見るとカッコよくてビックリした。マット塗装って光を吸収するイメージで、特に悪天候に強い印象。 ビール監督のセンスはやっぱ好きだな。ボクの思う"カッコイイ"とリンクする。 502号のナベを見つつ「フェンダーに入ってる入ってない」とか「185カップにJ数制限した方がいいんじゃね？」とか会話を楽しんだ後、チェックインの為ホテルロビーへ向かうと、そこでオリボーさんに遭遇。 今回オリボー号に装着されたTE37Vをまじまじと視姦してみた。ふむ。マジョーラ塗装はなかなか衝撃的だった(笑) まぁとにかく外は寒くて、当初描いてた『駐車場でお互いのクルマ突付きながらワイワイ』なんて雰囲気は皆無。マジでこれじゃ風邪引いちゃうんで大浴場に向かう。 そこでWorks氏とバッタリ。この人も遥か700Km以上彼方の愛媛から毎年のように軽井沢に来る変態さんだ。今回はAUDI TTでの参加。あ、そいやTT乗せて欲しかったなぁ。 長風呂でのぼせてフラフラになりながら"角"さんの部屋からおっちゃんにTEL。なんと隣の部屋でした(笑) 「もう酒飲んで、出来上がっとるんちゃうかな？」と。 何しに来たんだ？ワタナベ軍団(笑) --- さて、ようやく20時の晩飯タイム。 レストランに入ると、居るわ居るわ、見た事ある人、知らん人(笑) おー、あそこでワイングラス揺らしてるのはまつざき＠MBWさんじゃないか。やっぱ来てたのね。「こっちこっち！」と手招きされて、行ってみるとそのお隣ははるじーさん。今まで接点が無かったので(金魚決戦の時にギャラリーで来て頂いてました)今回が初めて会うようなものでしたが、超面白い。終始圧倒されてしまいました。精進します(笑) レストランの奥の方に目をやると、なんか只ならぬ濃いオーラをプンプン放つ一角が。 間違いない・・・。あれが噂に聞くワタナベ組だ。 飛んで火に入る夏の虫だったらどうしましょう。と心配しながらも意を決して飛び込んでみると温かく迎えてくれた。 テーブルにはワタナベ組長筆頭に1/2世紀少年TERRAさん(笑)、TAKE＠M2-1001さん、全国の走行会参加しちゃうTaNoonさん、チャンプミムラさんという中国地方ではおなじみの面々。さすが精鋭部隊というか、それぞれ個性がハンパ無い。 さて、初めてのワタナベ組長。当初抱いてたイメージは漫画『BOLTS AND NUTS!』のイケガミさん(わかるかなー？)風に思った事はストレートにガツンと話すタイプかと思っていた。シロートのクセに好き勝手書いてるボクに対してどういう反応が来るのか正直ドキドキものだった。
・・・と、後日ちゃけが申しておりましたｗ --- そんな感じでワタナベ組にすっかり溶け込んで居たら 「わしも入れてーなー」 と、Works氏参戦。 すると、 「こんなトコに居たのねー、まーぜーてー！」 まつざき＠MBW氏参戦。 すると、 「濃いなー、ココ！！！」 ビール監督＆Fire丸山氏参戦。 の、図(笑) この濃厚なメンツのまま閉店時間までどっぷりと語り合いながら前夜祭終了ー。 正直これで今年の軽井沢MT参加の目的は9割クリア。 夜から降り始めた雨を眺めつつ、翌日はこのまま帰っちゃおうかなと思っていたのは内緒です(笑) --- めちゃめちゃ楽しかった前夜祭完了後。長かった一日もそろそろ終わりだ。部屋に戻って就寝準備。 前泊はほんと大正解。超快適だ。4年前とは大違い(笑) 寝る前にメールチェックなどする為にPCを立ち上げる。AirH(PHS)はギリギリのエリア内で、時々通信が切れるが、なんとか受信可能だ。ていうかiPhoneとか欲しいなと思う瞬間。 軽井沢MTのチケットを譲ってくれた(パイプのけむりに直送してもらった)方にお礼のメールなどを送りつつ502BLOGのコメント欄をチェックすると・・・ === まつざきさん・・・ 正直しんどかったので申し訳ないと思いつつパソコンを閉じそのまま爆睡。気づいたら朝。 === ま、まつざきさん・・・ 元気すぎるにも程がある(笑) ---
というわけで、朝食後にまつざきさんと遊ぶコトになりました♪ まずは、フルコン車が集って最初にやること言えば・・・ もちろん始動性対決！(笑) まずはMOTEC搭載MBW号。 キュキュキュ・・・バァーーーン!・・・ン。・・・もくもく(黒煙) キュキュキュ・・・バァーーーーーーーーーーン(アクセル開けてる) すると、背後から見知らぬおじさんが寄ってくる。このおじさんも好きモノなのかと思いきや どうも調子悪そうなMBW号を尻目にFreedom搭載502号始動。 全国10万人のフリーダーの皆さん！ボク頑張りましたよ！(笑) ま、通勤車両ですからこの辺はキッチリやってます。(極寒時の問題は未解決だけど) ふふふ♪っと振り返ると口笛吹きながら被ったプラグをブラシでシュッシュ！してるまつざきさん。なんかエンスー度高いし。なんかカッコイイし。ちょっと悔しいし。 で、そのまま試乗会となりました。 --- MBW号インプレッション。 マーレーな1951ccエンジンにSolex50ΦをスロットルボディーとしたMOTEC制御なインジェクション仕様。 結論：エロい(笑) いやね、国道に出てちょろっと踏んだ程度なので正直分からないんですよ。トルクの盛り上がり方とか"味"は近いものがありますね。特に4000rpm以上(だったと思う)の弾け方はMBW号の方がエロ気持ちイイ！と体が感じました。逆に低速のトルクは502号の方があるような。カムの差だと思いますけど。いずれにしても微妙〜な差ですし、体感ほどアテにならんものは無い。しかもどうも最近不感症でして、ショボいインプレでスマンです。 実は今回、Fire号の試乗を密かに狙ってたんですが、まつざきさんとの試乗会を終えた後にホテルに戻ってきたらもうFire号はありませんでした。15年前に乗せてもらったFire号の感触を校正しときたかったんだけどなぁ・・・残念。 ・・・とそんなコト言ってる場合ではなく、ホテルの駐車場には502号とMBW号の2台だけ取り残されて、他の方々は既に軽井沢ミーティングにとっくに出発した後だったのです。 軽井沢MTのゲートオープン時間を1時間ズレて教えてくれたの誰？(笑) --- 急いでホテルのチェックアウトを済ませ、荷物をトランクに投げ込み軽井沢MT会場に向かう。 ナビに"軽井沢プリンスホテル"を登録しながら第一駐車場のゲートオープン時間を見ると8時〜9時半となっている。 えーと、現在時刻は9:30。。。 あぁ。。。 車を走らせていくと、軽井沢の街並みが見えてきた。ここまで来ればロードスターの姿もチラホラと・・・見えない。こりゃかなりの遅刻だと思い知る(笑) ナビの指示に従い、やっと到着したがロードスターの姿は一台も無い？ 間違えた。軽井沢プリンスホテルに来ちゃった(爆)。スキー場でしたね。ミーティング会場は。 ナビを切ってチケットに付いてた地図を頼りに現地到着。とーぜん第1駐車場には入れず、そのまま第2駐車場に回され、しかも入り口ギリギリ。あと10分遅かったら第3だったかもというポジション。
濃い霧と小雨で、第2駐車場すら見渡せないという状況。 もーグデグデっすわ(笑) 寒いし寒いし寒いし、このまま帰ってしまおうかと思ったけども、折角来たのに挨拶ぐらいは・・・ということでショップブースに向かう。 こんな天気じゃ写真もまともに撮れないので一眼レフは諦め水中撮影も可能なコンデジを持って歩いたんだけど、最終的にこの日撮ったのは9枚。はぁ(笑) あ、組長発見♪ JOYFASTのアニキ さじくんに挨拶したいって事だったので僭越ながらボクがお客さんでゴッタ返すJOYブース内から忙しそうなさじくんを連れ出して組長をご紹介。 ・・・の図 さじくんに撮ってもらったのがコチラで紹介されてます。あぁ、JOYブログに出演できるなんて感動。 忙しいトコ、ホントすみませんでした<m(__)m> それにしてもJOYFASTさんは人気あるなぁ。常にブース内に人がたくさん居ました。欲しいモノあったのになぁ・・・その後寄った時にはもう無かった。 犯人はまつざきさんだったと、後でJOYブログで知ることになりました。そう、写真で"獲ったどー！"的に握りしめてるホースね(笑)
組長と次に向かったのは堂堕自動車ことARRIVE石井自動車。 おお。今年はちゃんと製品が並んでる。新製品もちゃんと動いてる！(笑) 接客中のCEOを半ば強引にブース外に連れ出し、組長をご紹介。 ・・・の図 そいやボクもCEOに会うのは金魚決戦VOL2以来。メールとかツイッターで遊んでるのでそんなに久しぶりな感じはしませんでしたけどね(笑) CEOと個人的に話したいことあったんだけども、軽井沢会場で話すべき内容でもなかったんでまたの機会に！(いつだ)
広島に帰るワタナベ組と別れた後は第1駐車場内をウロウロ。次のターゲットの"彼ら"を探す。 おお！発見！ さらに漢スプロケ＆OFC搭載のTOMOYA号！ やっと会えましたねー！結構怖い人達かと思ったけど全然そんな事はなく、ネットのイメージというのは一人歩きするものだなと痛感。最近ボクの露出が多いのは彼らのお陰とも言います(笑)
あと、このスゲー迫力の車両。こりゃスゲェやと思っていたらオボさんのマシンだったのを帰宅後知りました(笑) 分かってたならもっと詳細聞きたかったなり。。。 で・・・ これにて自分の軽井沢MT参加の目的は完遂。 と同時にモー限界。寒くて寒くてカラダがおかしくなっちゃいそうだったので2時過ぎには撤収と相成りました。 --- 今回のレポートに書ききれなかったんですが、前夜祭や軽井沢MT会場で沢山の方から声を掛けていただきました。 BLOG読者の方、OFCなど漢グッズに参加していただいた方など。 普段からBLOGコメントなどでやりとりしてる方は分かるんですが、企画などでメールを数回しかやりとりできてない方は正直思い出す事が出来なかったりして、大変失礼な反応をしたことかと思いますが、ホント寒くて帰りたい一心だったので誠に申し訳なかったです。 とまぁモノスゴイ勢いでまとめに入りましたが、そんな軽井沢MT2010でした。
つづく。
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