軽井沢ミーティング2006

2006.5.28


1:軽井沢への道
2:ショップ巡り
3:友人達と会う
4:浜松への道
5:軽井沢MTを総括


【chapter1:軽井沢への道】

いざセレブな街"軽井沢"へ!

軽井沢方面へは何度か行ったことがある。
さらに今回は軽井沢MTに数回参加経験のある"角" さんが助手席だ。

まぁ、いわゆる"大舟に乗った気分"ってヤツだ。

さらに、今回は初見ではあるものの以前からウチのBLOGに書き込みをしてくれてるkeiさんを引き連れての2台体制。
彼はそもそもマツイ君のファンである時点で変態決定なので人格的にも問題無し。
楽しいランデブーは約束されたようなもんである。

大丈夫だよkeiさん。おぢさん達について来なさい。

 

PM19:30

"角" 邸に集合する。

実はorzかのう君も引率する事になっていたのだが携帯に電話が来る。

「@*#$%&'?・・・12時ぐらいに出発します・・・ブツ・・・」

電波までorzなのか? 良く聞き取れなかったがどうやら遅れて来るらしい。

ここで現地で話し込む為のイスと、さらにRSステージのTさんに借りていた2寸管をトランクに詰め込む。
私も雨対策に長靴などなど積んであったので、もう溢れんばかりの荷物でパッツンパッツン。FRPトランクがorzにならない事を祈りながら出発。

磐田ICより東名高速に乗る。二人してFISCO管の咽び泣くようなサウンドに酔いしれる。

 

PM20:15

牧の原SAにて既に到着してるkeiさんと待ち合わせる。約束の時間より15分遅刻。

思ったとおりのナイスガイ。ブラックボディーにゴールドなRP-F1が渋い。30分前には到着していたとの事で感心した。 時間厳守は集団行動の基本中の基本だ(35歳以上免除)。

ココで東名を降りるICを確認する。


私:「"角" さん、どこで降りるの?」

角:「本栖湖の方に行くにはどこで降りるんだっけ?」

kei:「・・・地図無いんデスカ?(地図を取り出しながら)」

私&角:「おおお!デカした!!(地図を奪いながら)」



どうやらかなりデインヂャーな旅になりそうである。

「ま、道は標識に聞けばイイわな」そんな感じで軽く出発。




大丈夫だよkeiさん。おぢさん達について来なさい。

 

東名を東へ巡航し始めると徐々に雨が降り始める。とはいえ、土砂降りになるような事も無く霧雨程度でハイドロを起こすような水溜りも出来てないので比較的ラクにクルージング。

隣では"角" さんが時折「クックック・・・」などと言いながら愛機ThinkPadの画面上のFCSS(Freedomセッティングソフト)を見つめながらチクチクキーボードを打ち続けている。きっと頭の中ではすっかり"富永さん"になっているのだろう。 

"富永さん"が分からない方は「湾岸MIDNIGHT」を全巻オトナ買いする事を強くオススメする。

巡航域の燃料マップの修正。およびスロットル全開時の燃料マップの修正をメインにやってもらった。これだけの高速巡航セッティングの機会はそうそう無い。

ただし、加減速補正等の補正値については装着していた茶こしの抵抗でセッティングしても無意味なのでスルーした。

 

富士IC→R139で北上する。青木ヶ原の樹海の文字を見ると妙に緊張してしまう。先入観というものは恐ろしい。

ここに来て高速ではかなり安定してたFCSSが急にフリーズを連発するようになったのだが、とりあえず「さすが青木ヶ原樹海」という事で気にしないことにする。

その時、気を紛らわせる為に選んだ議題は

樹海パワーとorzパワーはどちらが強いのか?」だ。

そんな事を言ってると見事に道を間違え、危うく富士山を一周するトコロだった。精進湖付近で甲府方面に曲がるポイントを軽く見逃してしまった

 

大丈夫だよkeiさん。おぢさん達について来なさい。

 

 

さらに北上を続け、甲府→韮崎経由でR141を目指す。

ここから先はもはや地図なぞ不要だ。標識が私達を軽井沢へ導いてくれるだろう。しかも私と"角" さん2x2=4eyesで通常感度の2倍だ。

先行車両は無い。まさにマイ・ウェイ。良いペースで巡航する。ぐんぐん、北上する。 "角" さんとの会話もリラックスモードでクルマの話からはソレて「巨乳派なのか?微乳派なのか?」で盛り上がる。

 

ふと・・・気づく。

 

標識から"韮崎"という文字が消えている事に。

「あ、じゃ、ここら辺が韮崎なんだネ!そろそろ標識が出てくるかな」

「そうそう、こういうトコ通ったなー、なんとなく覚えてるもんだネ」

ぐんぐん、突き進む。

一応地図で確認して・・・ぐぁ!

そうだ、地図はKeiさんが持っているのだ。フツー、先導車が持つべきだろ。

ほどよく現れたコンビニに緊急停止。ルートチェック。

「えーっと・・・・あ・・・(沈黙)」

20Kmほどオーバーした事にようやく気づく。

 

「なんで、標識出てねぇんだよ!!」

「まったく、これだから役人ってやつは!!」

とりあえず、国土交通省のせいにはしてみたが、間違いなく我々の見落としだと思われる。4eyesはフシ穴だという事を自覚。 以降はkeiさんに地図を借りてちゃんとルート確認をする事にした。

 

・・・keiさん。  正直スマン

 

Uターン→韮崎→R141(小海線)→佐久へ

小海は大変思い出深い場所で、ロードスターで初めてジムカーナというものを体験した所だ。同時にそれはロードスタークラブのオフ会への初参加でもあった。もう10年以上も前の話だ。

しかし、この辺りは路面が悪い。ASA+エボキットとは言えワタナベに合わせた軽井沢仕様の車高。腹擦りを警戒してリアにNBバンプラバーをそのまま入れてある。1Gバンプタッチのセッティング

当たりは柔らかいものの入力後にクルマが跳ねる。腰にガツンとは来ないものの延髄あたりにズゥンズゥンと来る感じ。ハッキリ言ってこの仕様で長距離ツーリングはかなり厳しい

 

小海から佐久へ徐々に標高を下げるタイトなワインディング濡れた路面と相成って全然踏めない

次から次に現れるブラインドコーナー。

もういい加減疲れているのでハッキリ言って嬉しく無い。

すると目の前に・・・

 

 

なにやら巨大な影が・・・。

 

 

 

こちらの目線の少し上にキラリと二つの光る物体・・・。

 

 

 

こ、これは!!!

 

 

 

 

 

 

 

キリンだっ!!!

 

 

・・・んな訳は無く巨大な鹿だった。 いや、ほんとにキリンに見間違えるぐらいに大きく見えたのよ。

幸い対向車線にふてぶてしく立っていたので衝突は免れたが、万一正面からぶつかっていたらタダでは済まない。 
下手したら廃車コースだ。 
さらに最悪の場合、フロントガラスから鹿が飛び込んで来て死亡事故というケースも実際にあるのだ。

いや、びっくりした。・・・本当にびっくりした。

その後、さらにペースを落としたのは言うまでも無い。

佐久に到着

R141→R18に乗り換える。ようやく"地図を見る"という事を学習した我々に迷いなど無い。

さすがにこのあたりまで来るとロードスターの大群に遭遇するかと思ったが、ここまでの道中も含めて一台もロードスターを見ていない。

本当に1000台以上も集まるというミーティングがある場所なのか? 実に疑わしい。

 

そろそろ宿を探さなくてはいけない。
車中泊なんてイイ大人としては避けなくてはいけない。

「家に無事帰るまでがミーティングですから」 

小学校の遠足で先生に言われた事を忘れてはならない。数時間でも良いからキチンと寝なくては帰還時に身が持たない。

まずは目に止まった「ホテル ルート・イン」に入ってみた。事前にWorks氏に聞いてた"夜中でもチェックイン可能なホテル"だ。

「お一人様6000円になります。」

・・・。

 

却下

 

R18号をさらに軽井沢方面にクルマを進めると「ホテル」の文字を発見。

○○ホテルとか、ホテルxxとかじゃない。「ホテル」なのだ。

近くのコンビニで食料を補給し「ホテル」に2台で突入。 料金を見ると休憩4,500円、宿泊6,000円(土曜日+1000円)

一人あたま2,000円強だ。即決である。

ホテルの名は"ホテル シャロン"

ちゃんとした名前があるじゃないか・・・。

本来一台しか入らない車庫に2台を無理やり縦列駐車。
向こうから従業員らしいオッサンが近寄ってくるのに気づき緊張が走る。

「あ、こっちの屋根付きの方の駐車場も使って良いよ」

すばらしい・・。

すばらしいぞ、"ホテル シャロン"!

オトコ3人で、これから起こるであろうアブノーマルな世界もすんなり受け入れてくれる懐の深さ。

502的に5つ星ホテルの称号を与えたいと思う。来年も是非使わせていただこう。

ちなみに枕元のコンドーさんはスタゲのTさんと オリボーさんへ進呈された。

 

とりあえずここまで無事到着できた事の祝杯をあげる。

野郎3人でラブホテルで祝杯。なかなか出来ない経験だな。

 

この時点で4時。明日は6時起床だ。さっさと就寝しよう。

"角" さんと私がベッドに、keiさんはソファーにて。

 

 

就寝する。

 

就寝・・・。

 

 

・・・。

 

・・・。

 

寝なくちゃ・・・。

 

皆寝たかな?

 

寝なくちゃ・・・。

 

 

 

ピリリリリリリ!!!!!!

 

朝だし・・・orz

聞くと3人とも寝れなかったようだ。やはり遠足前のようなワクワク感とラブホという微妙な空間が敗因か?

それでも2時間ベッドで横になれたので体は随分楽になった。車中泊よりは遥かに良かったと思う。

さて、いよいよ、軽井沢MTが始まる。

身支度をし窓を開く。

 

大雨だ・・・(ガーン)。

 

近くのコンビニにて車中泊を決め込んでたかのう君より電話が入る。

「SAVE ONに居ますぅー」

実はこちらに来て初めて知ったSAVE ON。コンビニエンスストア(デイリー山崎レベル)なのだが長野ローカルなのか? コンビニ戦国時代に新たな勢力が!これは見逃せない!(んなワケない))

さらに、既に土曜日から軽井沢していた殿より入電。

「もう、会場前ですがかなりの列になってますよー」

ぬぉ。Openは8時。まだ7時過ぎだというのに・・・。恐らく雨で他にやる事が無いのだろうか?いや、よりベターなポジショニングを狙ってる輩が今や遅しと押し寄せてるのだろう。

結論から言うとポジショニングはとても大事だ。遠くに止めると誰も来てくれない。

雨の中、開場に向う。本来なら屋根を開け朝の空気を浴びながら幌車である悦びを感じながら走りたいトコロだが、致し方ない。

実はこの時点で我々以外のロードスターを一台も見ていなかったのだが、軽井沢が近づくにつれて徐々にちらちらと見かけるようになってきた。
んが、走る方向がバラバラでUターンしてたりする車両もあった。

恐らく道に迷って右往左往してるのだろう。

皆、俺について来い!(自信たっぷり)

今朝はしっかり会場のプリンスホテルのスキー場駐車場へのルートを確認している。R18を真っ直ぐ進み軽井沢駅付近(プリンス通り)で一回曲がればOKなのだ。もう、迷いようが無い。

Keiさん、かのう君を従え3台体制でR18を突き進む。

頭上に軽井沢駅の標識。 左折ヨシ!

・・・プリンス通りにしてはやけに庶民的な道だな。

・・・どんどん道が狭くなっていくよ?

駅に到着。

「・・・軽井沢駅?」

「・・・。」

その後ロードスターの集団を見つけたので素直に着いて行ったら会場到着。

道案内もなかなか大変だネ!(殴殺)

約350Km。疲れた・・・。


【chapter2:ショップ巡り】

降りしきる雨の中スタッフの指示に従いクルマを駐車場に停める。 前も後も右も左もロードスターがウジャウジャだ。 502号程度のエクステリアではすぐに保護色となる。

502号の停車位置的はショップのブースを正面に見て第2列。
横にはJAPAN orz Racingデモカー


ちなみにこのポジションはあとで振り返ってみるとナカナカ良かったなと思う。ブースからは遠すぎず、クルマの前ではタムロしやすい

とは言っても狙ってゲットできる位置ではなく運を天に任せるしかないのだが 。

会場についても雨は止まない。 皆、会場に設営されたテントの下で雨宿りという感じになっている。ショップも商品は濡れるし準備もかなり手間取ってる様子だ。

"軽井沢MTは雨が降らない伝説"はついに終止符が打たれるのか?

そんな状況で、各ショップに挨拶回りを始めた。

(以下、挨拶に行った順)

オリーブボール

オリボーさんには個人的に絡んだ事は無い。今回は"角" さんに紹介してもらう形となった。色んなトコロでニアミスはしているが恐らく私の事は知らないと思われる。
かなり若い方のように見え笑顔が素敵だ。ショップに飛び込んでも優しく対応してくれる。そんな雰囲気である。
朝の準備で忙しそうにしてたので挨拶程度しかできなかった。

RS-STAGE



何度かメールでやりとりさせていただいたり、イイ音選手権の為に2寸管を貸して頂いたり、無理な納期でグローブを送って頂いたり、で度々お世話になってたTさん。今回はお礼を言おうと訪れる。

実は今回が初対面である。

おお・・・北国の美少年系だ。南国コテコテ顔の私はあのスッキリ顔に憧れる。時々ウチのサイトを読んでくれてるようで大変光栄である。
まぁ、とにかくTさんの周りには人が絶えない。Tさんのフレンドリーな人柄を見て納得。役者のような眉もス・テ・キ(笑)
つっこんだ話もしたかったが会場で人気者の(ブース裏でグロッキーしてる場合も有り)Tさんを拘束するのは難しい。誘われてた前泊に参加すべきだったなぁ・・・。

そして、こんなお土産まで頂きました。

1万円で(嘘)

石井自動車

友人紹介枠と迷ったが、一応ショップらしいのでこちらで紹介。

というか、ブースは長机がヒトツに、ステアリングと最近出したDIシステムとメーターが並んでるだけ。展示のみ。
表に出てるデモカー(?)はアピールポイントが良くわからん(笑)

全く商売する気が感じられん(笑)

とりあえず、送料節約の為、以前に頼んでたものを裏から持ってきてもらい代金を支払う。

なんと 本日、初の売り上げらしい・・・。

しかも私が買ったのは決してロードスターの部品では無い(笑)

今回のテーマは「自分が楽しむ」だったらしく、有言実行。ホントフラリと遊びに来たという感じ。見るからにめっちゃ楽しんでる・・・。つーか、誰が店の人か判らん状態。

ここで懐かしい友人達とも会いしばし談笑。笑い声が絶えないブースであった。

これを宣伝しとけ」といわれたので、仕方なく紹介しておく。

純正アナログ水温メーターの位置にボルトオンで装着できるデジタル温度計だ。2系統のセンサーを有しており、水温と油温のダブルメーターとしての利用が一番多かろう。これはなかなか素晴らしいアイデアだと思う。温度計はデジタルの方が直感的で分かりやすいし、あまり役に立ってない純正水温計の位置を有効活用できるという点が素晴らしい。プライスは不明。

個人的には温度計だけでは無く最近流行りのリニアA/F計からの出力も拾える(電圧計にすれば良いだけ)ようにすればさらに良いと感じた。これは多分一番簡単に対応できるんじゃないかな。

良くも悪くも欲が無いっちゅーか・・・、そういう町の診療所的な雰囲気がここの魅力でしょう。

   しゃちょのコラムへリンク

ABIT(エイビット)

ご存知、歌って踊れる工具屋エイビット。

石井自動車と同じブース内にもうヒトツ机を並べて、こちらはきちんと売り上げを出しているようだ。そういう意味では対照的的だがナゼか雰囲気は同じである(笑)

あびとさんも今回が初対面。うむ。デカい
デカい人の前では思わず緊張してしまう自分が嫌だ。(Under170's)

何か掘り出し物でも・・・と思ったが既に売れてしまっていた。

しまったなー、あびとさん来るって知らなかったよ。欲しいもの色々あったんだけどな。

というか、もうちっと話したかった。工具で色々悩んでたので。(激しく後悔)

 

メカドック

今回、技術的に・・・だけではなく魂(スピリッツ)的にも一番収穫があったのがメカドックさんとの会話。

サイト内のBBSに書き込まれる質問には全て真面目な回答を返しているMr全噴さんの姿勢を読んでいて素晴らしい方だなとは思っていたけども実際話して、いや、マジサイコーでしょ。

どうしようも無く熱い。話聞いててほとばしる漢汁(スピリッツ)。

「実はパワーなんてどうでもいいんですヨ。効率を追い求めたら結果的に600馬力になっちゃっただけですから」

「今年の最速戦見ててくださいヨ。○○秒を目指します。」

「無理だよって笑った連中をね、実力で見返してやるんですワ」

か、カックイイ・・・。

ピストンの話(新型ピストンをコッソリ見せてくれた)、圧縮の話(必ずしも高ければ良い訳ではない)、バルタイ、点火系について、車高についてなどなど、お店のノウハウにも関わるような数値にまで踏み込んで私達に熱い魂(スピリッツ)を伝えてくれた。

他のブースとは明らかに違う雰囲気ですが、プライベーターのアニキ的な存在です。

そして、レースクイーンも最高!(サムアップ)

                         (いつもと違う雰囲気に戸惑うRQ嬢)

Jet'sインテグラル神戸

挨拶したけど、ヒトコトフタコト会話して終了。
Jet's管をプッシュしていたけど知らないようだった。
ま、仕方ない。

JOY FAST

最後に訪問させていただいたのがコチラ。いさぢさんともやはり初対面。
嬉しいことに「いつも読んでますよ。写真とかサイコー」と麦系添加剤を頂きながら(気持ちだけいただきました)褒められる。例え御世辞だったとしても存在を知ってくれてるだけで嬉しいものだ。

いさぢさんもまた気さくな方ですぐにコチラを受け入れてくれる。というか、ショップの人やら何やら次々に来る。人を否定しないというか、人を惹きつける魅力を感じた。ユーザーと目線が一番近い方だなとも感じた。
ここでも、イスにどっかりと座らせていただいてじっくりと話をさせていただいた。ショップ-客という会話よりも人と人。 残念ながら途中で別の来客があり話が途中で終わってしまったのだが、是非とももっとお話したいな・・と未練たっぷりっす。

こんな感じでショップ訪問を終えた。

結局デモカーとかはあんまり見る事が無かった、それよりも遠方で普段はナカナカ行けないショップの生の声、人柄に触れる事ができるのが巨大ミーティングの収穫だったように思える。

ちなみにデモカーについてはNCを前面に押し出してるブースが多かった。プレーンが好まれるNA,NBとちがいNCのエクステリアは元々不満が多いのでイヂリ甲斐があるのだろうか? 以下適当に気になった車を並べて見る。


ガレージ ベリーのスンゴイフェンダー車。 有る意味最もデモカーっぽい。


Corn'sのNA。ガンメタのRP-F1が格好良い。


BarchettaのNC。ショートバンパーにセンタ出しマフラ。
今風スポーツカーって感じ。NC買ったら、まずコレ欲すぃ。


同じくBarchettaのNA。雑誌で良く見る有名な人?の車両。
上手に吸気温対策がされている。キャブなので特に大事だ。
後述の友人の車両の対策と合わせればかなり効果は得られそう。


Dテクニックと元マツダの人とのコラボ企画で販売してる車両。
NBベースでなかなか美しい仕上げになっている。
んが、雨が災いしたのか、ライトカバーの気密性が悪く曇ってた。

あとは写真に色々撮ってはあるが、ショップ名とか判らんので割愛。

この頃にはいつの間にか雨が上がり、なんと晴れ間すら出てくる始末。

"軽井沢MTは雨が降らない伝説"は本当だった!


【chapter3:友人達と会う】


頂いた名刺。んー、来年は私も作るかな。

地元浜松の松川観光の面々にまずは遭遇。
こんな遠いところで「やぁ」と挨拶するのも妙な感じだが管理人のホリさん以外のPeさん、さりさん(まとめてリンク)はお初だったりするのでご挨拶。

最近毎週会ってるような気がする殿に紹介してもらって黄色号さんに面会。

こりゃすげぇ・・・壊れてんのか?つーぐらいの皮被りドシャコタン
恐れ入りました。もうひれ伏す隙間も有りません(笑)

その黄色号の横に国籍不明の怪しい人が・・・。普段なら目をあわさないであろう(笑)その不思議な井出達の方は烏龍茶HIDEさん。


某有名掲示板で丁寧な回答を献身的にされてる方だ。(一時期は私も書き込みしてたが、完全に話題がループ状態で最近は見ていないなぁ・・・)
紹介されて、名刺いただいてヒトコトフタコト話しをしたが、何を話ししたかも忘れるほど強烈(笑) 

と、そこに一眼抱えてテクテク歩いてる頻尿野郎ウタクルが(笑)。軽井沢で会ったという驚きも特に無く会社の夏祭りで会ったかのような普通のノリでお互いの帰りの心配をする。ちなみにお互いマッタクの別ルート。仲が悪いのか?と心配してくれる人も居るが、それは想像にお任せする(笑)

雨が止まんなーとテント下でウダウダしてると背後から台風の臭いがする。Works氏だ。とても四国からやってきたとは思えない元気なテンションでBMWな会話で盛り上がる。マッタク・・・この会場で言語道断だ(笑)
折角なので"幸せの青い箱"に引き摺り込む予定だったが、結局ロードスターの話もほとんどせずに忘却。

そうこうしてると"角" さんの嗅覚がビビっと反応。RGBの山田板金さん&どんき(鈍器)ーさん。なんだか妙な存在感がある二人。そして そのまま"角" さんはRGB方面に拉致される。なんでだろう、この3人、激しく同じ臭いがする(笑)

一旦502号前に戻り持参したイスに座ってくつろぐ。 会場ではペダルカーでちびっ子向けのイベントが行われてるらしくアナウンスが盛り上がっている。
思えば、主催者側で用意したイベントは一切見ていない。参加費の4000円のウチ結構な額がイベントに費やされてると思われるが、友人達との会話でそれどころではない。

ここでU-5さん藍沢さん(お名前勘違いしてました6/4修正)に声を掛けられる。今回ボランティアで軽井沢MTのスタッフをやってるとのこと。 ご苦労さまです。これだけの規模のMTを運用するのは大変なことだと思う。

ん?なんだ?太陽が二つ?

こばっち現る(笑)

まるで何かのチームのように服装が酷似しているが特に申し合せたワケではない。さすが同じ臭いがするオトコだ。 会った瞬間、熱い抱擁をしてみたものの、数分後には初対面である事を忘れてフツーのテンションで話始める。普段からネットで会話してるってリアル世界にも直結するってのを改めて実感。それに同じUnder170'sって妙に親近感が沸く。そんな感じしないかい?ブラザー達よ。

とりあえず、土産を預かったので、代わりに近く巨大な土産を送るので夜露死苦(笑)

   (2006.6.5 こばっちレポUP)

同時に現れたのはロードスターのミーティングなのにNISSANのシャツを着てくる男Mazda1600GTさん。ナゼ日産なのだ?(笑)
・・・あれ?なんかヒトコトフタコト話しただけだったような。丁度その頃何かで盛り上がってたのかなぁ・・・あまり話せなくて残念っす。つーか、お気に入りの白いNB号実物を見たかったな。

また、青箱つながりなろどすけさんとも遭遇。どうも調子が悪いという事で当日診ましょうって事になってたのですが、すみません。第2駐車場まで行ける元気無かったです(笑)

その後、昼飯を食する。と、そこに現れたのは・・・

あぁ!!、このTシャツは!!!!

おお!マブダチリストに追加させてもらったなべやんさん(微妙に呼びにくい)!ちょこちょこと四足金魚れーしんぐにお邪魔するようになってから知り合ったのですが、この人は生で会うべき話術は天才的です(笑) 今回一番の大爆笑談義ありがとうございました。

そこで"角" さんから入電。「お客さん有り、至急オリボー前まで戻られたし」ということで戻ってみると見るからに怪しい男が・・・のみすけ兄さんだ。

クルマの迫力もさることながらそれは本人から滲み出ているものなのだなという事が良く分かった(笑) 本人もマシンも漢汁出まくりだ。この一週間後にはRCCにも出場するって事でそのパワフルさは尊敬に値する。

Jet'sブースを見てた時に見覚えのある人が。をぉ、NBターボさんだ。半年前にナニワであって以来。なにやら原動機付きキックボードみたいの持ってるし・・・さすが踏んでる場数が違う。ミーティングでは最高の移動手段かも。この方の機動力にはホント驚かされる。ちなみにおっちゃんはメカドックさんトコに居たRQのウチ、右サイドバックがお好みらしいので日頃のお礼を兼ねてUPしておく(笑)

そういえば、来ると言ってたアノ男の姿が見えない。まぁ、きっと・・・と、石井自動車ブースに向うと店長クラス席にエラそうに座ってる(笑)Fire丸山氏を発見。
1999年の元旦に浜松に襲撃に来た以来だから実に8年ぶりだ。懐かしい・・・ハズだがそれほどでもない。やはりある年齢を超えると時間軸は対数表示になるのか?ASAの話をしたり懐かしい話をする。i爪氏、ウタクル、S田さんが顔を並べるこのブース界隈は"思ひ出がイッパイ"そんな感じ(笑)
そしてワザワザ持参してくれた土産ももらう。

現地限定。「潤」ってのは有名なラーメン屋なのか?
いや、ありがたい。来年はウナギもって行くよ(笑)

その後ウタクルBLOGでこのラーメンが紹介されてたので、次はコチラも試食レポートだ!とガサゴソと荷物を探すもラーメンが無いのに気づく(ガーン)。車に積んだと思ったんだけどな・・・誰か知りませんか?(涙)
折角頂いたのにマジでゴメンよ(最低)・・・>丸山さん。

 

再び"角" さんから「お客さんよー」コール。行って見ると、ダンディーなおぢさまと、ゴッツイカメラを持った無精ひげ生やした・・・をぉ!アーティストのMineさんじゃないか!

今日はロドスタ乗りとしてじゃなくて「NAVI」誌のカメラマンとして来たらしい。
オトナの車マガヂンの「NAVI」ですぜ!くぅぅぅ・・・

えーと、何聞かれたっけかな・・・。舞い上がって覚えてないし・・・。

NAVIにおける「ロドスタのミーティング」なんてのはサブのサブネタぐらいだろうから、しかもそのサブネタの中のホンの1ユーザー・・・

うむ・・・ 記事にならん可能性大(笑)

でも、すごく良い記念になった。Mineさんありがとう。

そろそろミーティングも終焉に近づき帰路につく車両もチラホラ。
そうするとなにか見覚えのある車両が・・・・元神田号だ!

現在渡米中の神田さんはこのロドスタを手放し現在のオーナーH野氏が所有している。
この車両はBrightningによって手掛けられたSolexキャブ車だ。未だに忘れられないキャブ音。H野さんにエンジンを掛けていただき久しぶりにキャブサウンドを聞かせていただいた。

その吸気音・・・。メカニカルなノイズ・・・・。

もうね・・・逝っちゃいそう・・・。(溜息)

最後にご紹介はなんとあのガレージ雅の雅さんだ!

雅さんのサイトを読んでエンヂンチューンを始めた人も多いだろう。またフリーダムに関するコンテンツもほとんど別冊マニュアルと読んでも良いほどの完成度。私もフリーダムの導入の際大変お世話になった。

切らしてたナンバーを復活させて最初のツーリングとして軽井沢MTに来てたのだった。
外見は勝手に思ってたイメージとは対照的だったが、話をしてみると実に知的でしかし話す言葉は力強い。すぐにあの雅さんと一致する事ができた。驚くのは私よりもかなり年齢が下であったこと。でも、全然そうは感じさせないのはさすが。
"角" さんと雅さんと揃えばもう4連スロットル&フリーダムの泥沼のような話で盛り上がる。とても充実した時間を最後に過ごす事が出来た。

帰り道も「軽井沢付近はロドスタで大渋滞するから」と岡谷ICまで先導してもらった。雅号とのツーリングにちょっぴり感動。

ちょっともう書ききれないんだけども、会場で「サイト読んでます」とか何人かの方に声を掛けられた。これってね、素直にすごく嬉しい。寝る時間も惜しんで書いてる時もあるんだけども、良かったなぁと思えるから。
ご紹介できなかった方、すんません。


502号前はこんな雰囲気でした。
雅さんからは「なんか他の空気と違うゾ」と言われたが、これは正にJunkieスタイル。マッタリと腰を据えて語り合うのだ。
これも上述のポジショニングのおかげ。良い場所取れて良かった良かった。


      (何やらゲットしてご満悦の"角" さん(笑))


【chapter4:浜松へ還る】

前日の朝、起床はAM9時。高級ホテル「Sharon」では熱い昂ぶりが押さえられず一睡もできず。当然軽井沢MT会場では昼寝する暇など無かった。現地を16時に撤収すると帰宅予定時間は23時。

と、いうことは40時間起きてなくてはならない。

こんな状態で下道走行は自殺行為だと考え、帰りのルートを検討する。

財布の実弾も極めて厳しい状態ではあったが、何より「生きて帰ることが大切」を最優先し中央→東名高速で帰ることに決定した。

眠くなって"その車は まるでくるおしく 身をよじるように走るという"状態になった場合はSAで仮眠を取れば良いだろう。

ここで雅さんが

「軽井沢付近はロドスタで大渋滞。抜けるの大変だから裏道を案内しましょう」

と先導役を買ってくれる。神だ

案内されて通ったルートは・・・全く覚えてない。雅さんに子犬のように従順に付いていっただけである。

それにしても雅号が目の前を生き生きと走っている。その様はまるでまな板の上の伊勢海老のようだ。(ビチビチと飛び跳ねる様) ワインディングをさも楽しそうに駆け抜ける。

あぁ・・・この瞬間がロードスターだね。

途中とてつもない田舎道を走ったりしながらも無事に目的の岡谷ICまで導いてくれた。

これぞ、先導役。

私&"角" さんとは雲泥の差だね・・・ってオイ!"角" さん寝てるし(笑)

ここで雅さんと再会を約束してお別れし、502号、Kei号、かのう号は中央道に入る。

小腹も空いたので始めの駒ヶ根SAに入るとそこにはロドスタの群れが。 観光バスゾーンを埋め尽くすほどの大群はまるで軽井沢MTパート2。 怒ったバスにプチプチと踏み潰されないことを祈りつつ大群とは少し離れてパンを食す。

ある意味今回は私にとっての小旅行。その夕食が120円のパン(ソーセージ付き!)という事に涙がこみ上げてきそうになるが、財布と相談した上での答えだから仕方ない。

再び走行開始。途中、ロドスタの隊列に何度も遭遇。手を振ったり合図をしたり。どこの誰だか知らないけども、この連帯感・・・ミーティング終了後も余韻たっぷり。

飯田ICでかのう号は下道に下りる。節約の為との事。感心感心。でもorzな結果にならないようにネ!と祈ってあげる。

中央道は路面がかなり悪い。ASAの減衰をもう少し上げた方が良いかもしれないと思いつつそんな元気は無い。 流れ自体は極めて順調で心配した名古屋付近の渋滞も全く無く・・・・というか土岐のあたりから東名豊田JTに抜ける新ルートが出来ていた。知らなかったが、こいつのおかげで一度も渋滞無く浜松まで帰還。

興奮状態が続いてるのか一度も睡魔には襲われることが無かった、が思考能力は確実に低下してるのは自覚しており"角" さんとの会話もしどろもどろでしかもロレツが回っていない。脳味噌がキューーンという感じ。

ここまで読んでいただいて申し訳ないが、特にネタらしいネタは無く無事帰還。


【総括】

今回が巨大ミーティングへの初めて参加だったのだが、以前は正直「ロドスタおたくの集まりで車自慢でもしてんだろ」という冷めた目で見ていた。
しかし、日記をBLOG化して以来少しずつ広がってきた"ネット上の"友人達に逢いに行く場として、このような巨大MTはとても効率が良いなと考え参加するに至った。

ここまで読んでいただければお分かりと思うが、個人的にはとても有意義な一日となった。"ロードスター"、"ネット"この二つでしか結ばれてない仲間達に実際会うことでどこか無機質な線が有機的に結ばれあったような気がする。

また、ショップのデモカーや、ショップオーナーさんとの会話では目からウロコが何枚落ちたかわからない。

 

もはや、ネタもエネルギーも枯渇しつつあるGarage502ではあるが、どこかのMTで皆で集って笑って楽しめるように"交流の場"としてGarage502を頑張って運用していこうと思う。

 

そこんとこ夜露死苦(笑)

 

 

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