ブルブル振動をアンイストール
(NBアッパーをインストール編)

2003.?


ぶるぶるぶるぶる・・・。
ロドスタが段差を越えた時などにボディに気持ち悪い振動が伝わってくるのだ。
この原因としてFire氏が突き止めたのはNAのゴム一体型のアッパーマウント
挙げている
内容を読むとなるほど納得!

という事で、運良く NOPRO製のNB純正形状のアッパーマウントを入手した
のでインストールしてみた。

左が今まで使ってたもの、右がNBアッパーである。



こう並べると違いがハッキリと分かるだろう。
右側の従来タイプはスプリングの当り面の上にゴムを介して
ボディーに接触する構造なのが分かる。
その部分を除去し、ボディーとスプリングがよりダイレクトに繋がる。
同時にその差分の約2cm程車高も下がる事になる。



折角なので、ダストブーツを新しく新調した。
これはNB純正品でNAとは材質も変更されている。
足回りを交換した事のある人なら分かるだろうが、NAの純正の
ダストブーツ(バンプラバー一体型)は耐久性が悪くボロボロになってしまう。


アッパー上部はこのようになる。
アッパーマウント→ウレタンブッシュ→スリーブナットという構成


アッパー下部は
アッパーマウント→ウレタンブッシュ→ダンパーという構成。

上部のスリーブナットを締めこむ事でアッパーとダンパーを
ウレタンブッシュを介して挟み込む形だ。

しかし、ここで注意。
始めにブッシュなしでスリーブナットが底付きするポイントを確認する事。
ブッシュを実際に入れたときにどこまで締め込むのかを予め調べるためだ。
これをやらないと締め込みトルクを掛けていった時に底付きポイントが
分からずに遂にはダンパーのシャフトが回ってしまいダンパーを破損する
恐れがある。(NOPRO談)
実は現在、自分の車両はリアからの異音に悩まされてるのだが
コレが原因かもしれないのだ。(涙)


実際に装着するとこういう感じだ。上が従来、下が今回のもの。
ダンパーのシャフトの位置が少し上側に来るようだ。
なので車高を落とした場合に縮み側のストロークが若干増える。
まぁ、微々たる量ではあるのだが。


4本完成の図。

さて、走行した印象であるが
当初の目標であるブルブル感の減少は確認できない(笑)

それは現状、ボディーが完全に足回りに負けている状態だから。
ボディー自体がブルブルしてるので効果が分からない(苦笑)

しかし、路面のインフォメーションは確実に増えた。
それはつまりダイレクトな構造が原因な訳でボディーを固めれば
効果は確実に体感できるのだろうと予想される。

マズはボディーの剛性を上げ、サスが充分仕事をしてる状態で
それに応じたサスに交換していくという
チューニングの鉄則を間違った悪い例です。はい(笑)