シフトブーツの交換

2006.6.6UPDATE


色んなサイトで紹介されてますが、今回は

オンナノコでも出来るシフトブーツ交換

という感じで解説しますので、非DIY派の方も是非トライしてみてください。

準備するのはこれだけ。

チェンジインシュレーターNO1(NA01-64-481)
ダストブーツ(M513-17-480A)
スプリングシート(0398-17-462A)

   総額で3,000円ちょい。

さらに、古いオイルを抜くためのスポイトと補充用MTオイルが100ml。
工具は12mmレンチ一本でOKだ。


まずは、この4つのボルトを外す。
この段階でブーツを上方向に引っ張って抜いてしまおう。
ちなみにシャフトに申し訳なさそうに巻き付いてるスポンジはボロボロだけども再利用。


次にこの3つのボルトを外す。 それにしてもレバー表面が結構錆びてるな・・・。

気になる人はコンパウンドで磨いたり、シャシブラックを吹くなりしてやると良いでしょう。 
今回は時間も無いのでそのままにした(笑)


レバーを抜いてやると中には真っ黒な液体が・・・。

ここは通常のMTオイル交換では入れ替わらない。 MTを降ろしてひっくり返せば抜くことが出来るが、無論、車上ではそんな訳にもいかないのでスポイトを使って上抜きをする。


先端の細いしかも長いスポイトが良い。かなり奥の方に突っ込む必要があるので。


プッチンプリン容器でこれぐらい抜けた(笑)
中には全然オイルが無くなっちゃってる人も居るらしい。

それにしてもまるで青汁のような汚れっぷり。 太陽の光でキラキラしてるのでかなりの金属粉が混入している感じだが何が削れてるんだろ? とにかくこれを見ると「交換すべし」と思ってしまうでしょ?


新しいMTオイル。R-Junkie鬼軍曹より小分けしてもらった。
容器は100円ショップにて購入。なんとなくエロい(笑)

ただ、粘度の高いオイルなので缶からこの容器に移すのが大変苦労したとのコト。

トップン!あーーー!!!!

てな感じで100cc入れるのに200ccは使ったらしい・・・。


そのおかげで注入は大変楽チン。チューってな感じで完了。


左が使い古したスプリングシート。熱とオイルで激しく劣化してる。
ちなみにこれをレバーから抜くのは素手では無理だった。
プライヤーで挟み込みエイヤと引っ張る。(レバーを傷付けないように)

逆にハメる時は上からレバーを押し付けエイヤ!パチン!と挿入。


組み付け時に矢印のリング状部品を入れ忘れないように気をつけるコト。
忘れてしまうと後で泣きを見る。


レバーにCRCを塗布してインシュレーターを上から押し込んでいく。
ええ?無理?というぐらいにキツキツだがぐいぐいと拡張していくべし。


何とか押し切ると、こんな感じになっちゃうだろう。

ここら辺は整備書にも書いてないが、形状から察するにAの部分をBの溝にハメてやるのが良いハズ。


こんな風になる。下からのオイルミスト、温度を遮蔽する。

あとは、外したのと逆のように組み付けていけばOK。


完成。

ゴム製品は新しくしてやると黒々しくて大変気持ちが良い。
やはりシャフトはシャーシブラックで塗っておけば良かった。

さて、交換してその違いはすぐに手の平に伝わってくる。
これは主にスプリングシートのガタが影響してると思われる。
シフトチェンジ時のショックが減るという感じ。

ミッションから上ってくる熱もかなり減った。

これから夏に向けてやっておくと良いんじゃないだろうか。

以上、で30分ぐらいだろうか。
まぁ慣れてない人でも2時間以内で出来るんじゃないかな。

どんな作業でもそうだけど、事前の準備とシミュレーションが大切。


Top