ど〜だバー&1001ロールバー装着記

2004.8.21

1:ロールバーの選択
2:ボディー側平面加工
3:セットプレート溶接
4:どーだバー装着
5:1001ロールバー装着
6:装着後インプレッション

ロールバーの選択

別のページでレポートしたが、中古で買ったら曲がってた”どーだバー”の再生になんとか成功した。
いや、成功したかどうかは装着完了時に始めてハッキリするのだが(汗)

という事で部屋に転がる3本のロールバーのウチどれを選択するかを考えてみた。



  メリット

デメリット

01アルミロールバー+どーだバー そりゃもう格好良いっす。さらに二つともアルミなので超軽量。 手で曲げられるぐらいの柔らかさでしかも取り付けは大変らしい。
HKS関西リフレッシュバー(サイドバー有) このタイプでは剛性感はピカイチだと思われる。各所の純正穴を利用してるので取り付け時の位置決めが容易。 見た目が微妙に好きじゃない。一見貧弱そうに見えてしまう。重い。
Okuyama4点+ブレースバー+サイドバー 信頼のブランド。スチール系では一番好きな形状。 ボディーとの接合部はリフレッシュバーに比べてやや頼りない。重い。

とても贅沢な悩みと言えよう。
しかし、こんな感じでどれも捨てがたい・・・・。
でも、どれかに選んで残りの2本を捨てないと私の部屋は・・・
まるでジャングルジムの様相なのである(笑)

色々考えた挙句、ロードスターに求めるのは・・・
やっぱり軽快さだよね。軽薄さじゃないよ(笑)
高剛性でも重量が重くなったら軽快さがスポイルされてしまう。

重量増えるとパワー不足を感じるだろうし、それでパワーアップしたら今度は
ブレーキに不足を感じるだろうし、さらに熱量の問題も出てくるだろう。
対策をしていけばどんどん重量は増えるわけで・・・。

やっぱり目指す方向はロータス的方向なんだろうなと。
軽量かつしっかりしたボディですばらしいレスポンスを演出してくれるような。
という事で、今回は重量増を最低限にボディの高剛性を得たいという事で
1001ロールバー+どーだバーの組み合わせに決定した。

気になるのはこの組み合わせで実際に装着可能なのか?という事。
早速、堂堕自動車のCEOに問い合わせした所、過去に実績もあるので
二つの共存は可能だとのこと。
そうと決まれば早速準備なのだ。

堂堕自動車にどーだバーをサイドシルに固定する為のセットプレートを発注。
お値段 \6,000+Tax+送料なり。
で、届いたのがこれ。

この鉄板プレートの矢印3箇所の部分に溶接された突起がサイドシルに
元々開けられてる穴にビシっと位置決めされる寸法だ。
そして、この突起にどーだバーをボルト止めする。

さて、このプレートをサイドシルに固定する方法はもちろん溶接なのだが
友人のちゃけ君などはリベットで固定している例もある。
別段問題はでてないようだが、 私は溶接固定を選ぶ事にする。

この頃は装着完了までにまさかトータル3ヶ月も掛かるなどとは
当然思っていないのである(笑)
そして堂駄CEOも失敗すると思ってただろうな(笑)

ボディー側の平面出し加工

堂駄CEOによると、どーだバーの取り付けの「肝」はサイドシル部のプレートを
溶接するボディー側の平面出しとの事である。

まずは、作業性を良くする為にシートを取り払う。

うーむ、キタナイ(笑)
シートを取ると毎回色んなものが出てくるのが楽しくもある。


配線を束ねているプラスチック製モールを押さえているクリップ
をリムーバーで外す。
リムーバーは一本あると大変便利っす!
カーペットを固定も簡単に外すことが出来るしね。
一家に一本りむーばー。


この赤線の範囲にセットプレートを溶接するのでここを平面にする。
アスファルト・シールやらスポット溶接痕などで結構凸凹している。

まずはアスファルトシールを スクレーパーで剥がす。

プレートが当たる部分は全て綺麗に落としてやる。

で、この後の写真が残念ながら撮り忘れたのだが木片などに
荒いサンドペーパーを巻いてひたすら削る。
プレートを当てて隙間が出来ないのを確認できるまで削るのだ。
これが結構疲れる。
翌日は筋肉痛プルプルなのである


で、削った後は防錆の為にシャシーブラックを吹いておいた。
溶接部分は再度塗装を剥がす必要があるのだが、溶接ビードが
掛からないような範囲も削ったので防錆処理しておくべきだろう。

ここまでの作業は、一般的な工具でDIYで可能な範疇だろう。

セットプレート溶接@SPRINT

今回の作業の肝であり鬼門の一つ、溶接である。
残念ながら自分は溶接の設備は持っていない。
という事でこの作業は業者に頼らざるを得なかった。
鉄工場がいいか、板金屋がいいか色々と考えていた最中に
ネット検索した中の一軒に目がとまった。
SPRINTさんというショップだ。
実はこのショップ、なんと我が家から車で5分も掛からない距離
にあり何度も店の前を通っていたのだがいつもバリバリの競技
車両が停まっていた。ランサー、インプレッサなどのラリー仕様
からCIVICなどのジムカーナ仕様あたりを得意としてるらしい。
とゆー事は、当然ロールバーなどはお手の物なのである。
調べて行くとこの店ではロールバーは既製品を組込むのでは無く
ワンオフで車両に合わせてロールバーを製作するという、正に
ロールバーのスペシャリストらしい事が判明。
となれば、もうココで決まりだね。

早速、店に伺って相談してみた。

朝の開店と同時だったので誰も居ない(笑)
店長は割とブッキラボーな(寝起きだったせいかも(笑))人だが、
とてもフレンドリーな方だ。

で、カクカクシカジカと事情を話してみると思いがけない返事が!

「 あ、それ”どーだバー”って言うんでしょ?
 以前に一台やった事あるよー。結構大変だったなー。
 プレートの溶接だけ?
 それなら作業の合間で出来るから車預けてよ」


おお!!!ぬぁんとここで作業実績があるとは驚いた。
しかも、どーだバーというネーミングも覚えているとは・・・
すごいぞ、どーだバー(笑)

「 ただ、土日はちょっと手一杯だからなぁー。
 平日に車預ける事できるかなぁ?」

じゃ、会社を休める時に車持って来るので後日連絡しまーす。
と、ニッコニコで店を後にした。
実は私の腹の中では作業を手伝いながら溶接の技を吸収
したいという思いと、写真を撮ってネタに(笑)という思いがあった。

が・・・この後、有休を取れる状況じゃなくなり作業は
2ヶ月もの間ストップしていたのだ(涙)

時は過ぎ、盆休みも間近に迫ったある日、決断した。
「技もいい、ネタも要らん!(笑)」と。
早速電話して作業日を予約して作業してもらったのがお盆休み
の初日である。

で、出来上がりがこれ。

さすがだなぁ。素人目にも綺麗にプレートが溶接されている。
約2cm間隔で点溶接。溶接ビードも均一で変な歪も残して無さそう。
さらに、黒いシリコンシーラントで溶接部を防錆処理してくれた。
大満足の出来である。

さ、ここまで来たら、装着あるのみっ!


どーだバー装着

さて、いよいよ"どーだバー"取り付けである。
バーの修正が上手く出来ていたのか真価が問われるのだ。
もし、バーの修正が失敗してたりなんかりしちゃってたら
今までの作業、購入品は全て が水の泡。
ショックで本サイトも閉鎖するかもしれない(笑)

何はともあれ作業に邪魔なものは外してしまう。

写真はECUを外した所だ。
私の場合はバッテリーの端子も外しておいた。不意に配線を傷付け
てしまう事を恐れたのだ。万が一でも火災なんて洒落にならん。

まずはバーのフロントの接合部はここだ。

車体補強の為のガゼットの周囲のボルト穴を利用する。
新規で穴あけは不要であり、強度的にも最も効果的な場所と思われる。


次にシートベルト下側のボルトと 、、、

リトラクタを固定しているボルトを外す。


サイドシル上の配線を保護するモールがバーに干渉するので
赤矢印のあたりを切断(約10mm)する。

次にロールバーを車内に入れ仮固定する。
さぁ、無事ボルトを挿すことが出来るのかっ!?


まずはフロント側から固定していく。この段階ではあくまでも仮固定。


フロント側から徐々にボルトを挿していく。
サイドシルは・・・OK!

シートベルト下部は・・・OK!

リトラクタ部は・・・OK!(ここは穴が大きいので余裕)

残るハードトップ装着穴は・・・ズレてる!!(号泣)
3mmぐらいズレてるのだ。
そこで、「ふんがー!」と再び力技(笑)
オッケーバッチグー!
なんとか、全てのボルトを掛ける事ができました。

そうなんです。前方からボルトを挿す理由はここにあります。
この箇所は手でぐいっとするには力が入れやすいからなのだ!

そしてこのまま全てのボルトを締め付ければ、どーだバー装着は
完了になる。

なのでどーだバーのみなら割と楽に装着できるね。
サイドシル部分の溶接のみやってしまえば後はボルトオン。
新たに穴あけする必要も無いしね。

んが、今回はロールバーも取り付けるので本締めせずに次の作業。

1001ロールバー装着

次はチョー格好良いM2-1001ロールバーの装着だ。
結論から言うとコイツが大変
他のロールバーと異なりバーは全て溶接で固定されてるので
車内に納めるだけでもプチ知恵の輪状態。

まずはロールバーの下ごしらえ。

このロールバーは見た目は4点式なのだが、矢印の部分がハードトップ
固定用のボルト穴で接合されるので実質6点式なのだ。
この矢印部分の突起は本来、車体との隙間を確保する為のスペーサ
なのだが今回はどーだバーと同じ穴を共有させるのでフラットに削る。
ここがロールバーとどーだバーとの連結点になり更なる強度を得る
秘訣なのだ!!


ディスクサンダーで火花を飛び散らせながら突起除去。
びっくりするぐらい火花が出るがビビってはイケない。
もちろんゴーグルなどで目を保護する。サンダルで作業してたら
火花が当たって足がアッチッチになって思わずダンス(笑)


あれ?仮固定したはずのどーだバーが外に出てるぞ?
そうなんです。今回の作業で唯一のドジ。

どーだバーは単体で取り付ける為にボルト穴をザグってあるの
だが、ロールバーを共存させる為にこのザグり穴にカラーを挿入
する必要があるのをすっかり忘れていた。
かなりのギリギリの精度で作られてるんで手で押し込めるのは無理。
仕方なく仮締めしたどーだバーを外し(涙)、ハンマーで打ち込む。
新品ならば木片当てて傷付けないようにするんだろうが・・・
中古なのでダイレクトにドッカンドッカン!打ち込む。
ナニゲに、かなり気持イイ作業(笑)


再びどーだバーを仮締めしてロールバーを車内に入れる。
写真に苦労が写らないのが残念だ(笑)
特にリア側のバーを後ろに下げて行く時にハーネス類を
巧みにかわしながら少しずつ少しずつズラして行くのが大変。
さらにはどーだバーによる左右の制限もあるので、これまた
力技でバーをしならせながら押し込んでいく。
一人で作業したので大変だったが二人居ればもう少し楽かも。


次にリアのバーをトランクに落とす為の干渉部分の切除。
今回のテーマは「最低限の切除」だ。
実はここに大穴を開けてやるとボルト穴を開ける時に上からの
作業が可能になる。
んだが、大切なボディー。大穴開けるのは心が痛む。
という事でまずはマスキングテープを使ってロールバーを押し込める
ギリギリのラインをマークする。


そのラインに従い糸ノコおよびサンダーで切除。
糸ノコは近所の100均で買ったものだ。十分十分。
切除後は塗装が剥げているので防錆の為に今回は
Holts製「サビチェンジャー」を塗布しておいた。
この商品は、変換剤を使ってサビを安定した酸化鉄に変換する。
と同時に、成分として含まれる樹脂を使ってこれをコーティングする
というもの。
私の車のように濃色ならば特に気にならないが淡色の場合は
処理による反応部分が黒くなるのでその上から塗装しておくと
良いだろう。というか、塗装することが推奨されている。

次にロールバー固定の為の穴あけ
まずはメインアーチ部。

先にも書いたとおりこのロールバーはハードトップ用ボルト穴を
利用してるのでそこで自動的に位置決めされる。
で、後は決められた位置で車体側を穴あけする。


まずは細いドリルで小さく開けて2段階もしくは3段階で穴を広げて
いくのが確実だろうが、3x4の12箇所もそんな事やってられん!
という事でちょいと奮発してちょっと高いいドリル刃を購入。
バーの固定はM8ボルトなのでドリル穴は8.5mmとした。
刃も安物だとすぐに切れなくなるし、刃が暴れて位置も決まり難い。
この刃のおかげで穴あけはあっという間。
ちなみにメインアーチ部は穴位置を真上から狙えるので作業は特に
難しいものではない。


車体の裏側になる当て板に防水、防錆の為にシール材塗布。
シリコンシーラント使う人が多いみたいだけども、たまたま持ってた
MAZDA純正液体ガスケットを利用した。


締め付けた所。液体ガスケットがウニュ〜っと。
この当て板が特徴的。ボディの凸部を回避する形状となっている。
これで、メインアーチ固定完了。

次にトランク側の固定。
この作業は車体下(裏)側からの作業がメインとなる。

という事で後輪のみ邪気アップ。

フェンダー内のカバーを取り去ると、ロールバー取り付け部に
アクセス可能となる。ちなみにこのカバーを外すとたくさん泥が出てくる。
時々外して掃除してやんなきゃな。

メインアーチとは異なりこちらは上からドリルを入れるスペースが無い。
なので車体裏側から穴あけする訳だがそれはつまりどこに穴を開けたら
良いのか、さっぱり分からないのである。
鉄板の向こうの穴位置を透視なんてできない。
以前、別のロールバーを取り付けた時はとりあえずどこでも良いから
一発穴を開けてそこからX方向、Y方向のズレを測定して穴を開けて
いたのだが、なるべく余計な穴は開けたくない・・・。

じぃぃぃっと車体を見ていて良いアイデアを思いついた。

で、これが結果。
ふっふっふ。車体裏側から狙いのど真ん中を射抜けたっす。
まるで鉄板を透視したかのようなど真ん中。


方法は簡単で矢印のスポット溶接の溶接痕を基準にしただけ。
上側でスポット溶接の位置から開けたい穴の位置のXY座標を出す。
次に裏側にもぐって同じスポット痕から狙いの位置をはじき出す。
そこをポンチで目印し、そこをめがけてドリルでンガガガっと。 
このように光が見えたら大成功な訳です。

ちなみにこの作業。必ずゴーグル着用で。
無ければ水中眼鏡でも。その場合挙動不審者と間違われないように
とにかく切削粉が目に入るとまじ危ないす。

で、無事穴が開いたら当て板を挟んでボルト締め。
これも二人居れば上側と下側でボルト締めできるのだが、一人だと
上側ボルト頭にメガネレンチを掛けてボディなどの突起に引っ掛ける。
その状態ですかさず裏側に回ってナットを掛けてやれば良い。
でも、何度も出たり潜ったりを繰り返すのでシンドイっす。

水中眼鏡つけて車の下から出てきたり潜ったり。
オリンピックシーズンだけに怪しさ満点

全ての穴の貫通をしてボルト&ナットを仮固定してみる。
外観上変な風に曲がってたり捻じれてたりしない事を確認したら
いよいよ 全てのボルト&ナットを本締めに掛る。
どーだバーとロールバーあわせて32本だ(汗)

これで機能的には完成。
車を下ろし試運転して問題ない事を確認する。

次に仕上げの作業。
トランク上の(ガソリンタンク上の)カバー。
これもバーに接触するので干渉部分を切除。

運転席後部。

助手席後部。
もう、この頃になってくると作業が荒くなってくる(笑)
かなり適当♪

次にカーペットの処理

どーだバーサイドシル部。

ロールバー接合部。
この頃にはもう早くオープンにしたくてしたくて・・・
さらに作業の適当度が加速されている。
そして、このレポート文章も適当になってきてるという始末(笑)

で、無事完成!!!

ああ、憧れのロールバーがついに我が車両に(感無量)


濃紺のボディにアルミの金属光沢。
そしてその極太なパイプがその存在感を引き立たせる。


どーだバーはその効果とは反対にドアを開けるとこっそり存在している。
縁の下の力持ちってな感じ。

早速車に乗り込み近所を一周。

「超キモチイイ!!」

・・・などと平泳ぎの北島選手のように言ってみる(笑)

装着後のインプレッション

(日記より抜粋)

2004.08.18===どーだ暦二日目インプレッション

どーだバーおよび1001ロールバーを91.7%の接合状態で
さらに純正ブレースバーは取り外した状態で二日間いつもの
通勤路を走った異論・総論・インプレッション♪
1日目は大雨でヘビーウエット。
2日目は晴天でドライ。
先日書いた通り、明らかにボディー剛性が上がったというのが
結論。
例えば、大きなネジレが発生しそうなマンホールを踏んだ時に
以前ならその突き上げの入力がボディ全体をしならせて吸収
しているような感じでギシィ~と音を発生していたのに対して
今はそれが全く感じられない。剛性の高い一枚板に乗ってる
ような感じ。コンビニin時の段差でもすぐに違いが分かる。
他のユーザーのレポートで「10mも走ったら分かる」という例
も報告されてたがアナガチ嘘じゃないなと思える程。
正直、手で曲げれるようなアルミでそんなに効くのかなー、と
半信半疑だったのだが、装着したそのアルミの棒はまるで
違う材質のもののように硬くなる。
解かり易くイメージできるのは家の補強の為の筋交い。
あんな細い板でも掛かる力が曲げ応力ではなく圧縮応力だと
非常に効果を発生するのと同じ事。あのバーに掛かる力は
圧縮もしくは引張り応力なので剛性に貢献するんだろうな。
もうね、素晴らしいの一言に尽きます。
苦労した甲斐があったですよーーー(涙)
で、その結果、車の挙動もかなり変わりました。
ウエット路面でそれを顕著に感じる事が出来たんだけども
いつものようにコーナーを曲がると、どアンダー(汗)
やや!っと思い次のコーナーでぐっとフロントに荷重を掛け
アクセルをチョンと入れてやるとドリフターズ(笑)
つまり今まで荷重移動のいい加減さをボディーが誤魔化して
くれてたのが無くなってしまって、今度はシビアな運転を要求
されるという感じですかね。
正直、コーナーへの進入時はまだ手探り状態ビビる君(苦笑)
何故かステアリングも以前より軽く(接地感が減ったような・・)
感じられるのも怖い原因の一つなのです。
装着度100%+ブレースバーを取り付けるとさらに顕著に
なるんだろうなぁー。ぐっふっふ。

2004.08.20

で、どーだバーその後ですが、かなり体に馴染んで来ました。
きちんと運転すればかなりご機嫌に曲がります。
今までの荷重移動がいかにいい加減だったのかを思い知らされます。
いやぁ、最高だわ!!

2004.11.18

某有名掲示板に投稿したインプレッションを。

オクヤママイティー+サイドバー(以前)およびどーだバー(現在)を使った感想です。
剛性が上がったか?と聞かれれば「わかりません」(笑)
でもね、結構な段差を斜めに乗り上げた時とかにボディーのキシミが減ったのは分ります。
これは多分みんな感じてる事だと思います。
それとボディーの振動は確実に減ってます。
これは補強を入れた事で共振点が変わった 為なのかもしれませんが、このことが剛性「」を
向上してくれたのかもしれません。
よく4点(サイドバー無し)を入れただけで剛性が上がったと言われる方も見るのですが
私の意見としてはそうじゃなくて剛性「」が上がったんだと思ってます。
ただ、それはそれでいいと思うんです。剛性感が上がる=安心して踏めるに繋がれば。
事実、マンホールが怖くなくなります(笑)
ただ、スチール系のロールバーの重量増はかなりデメリット。ホントに重く感じます。
すぐに慣れちゃうんですが、スチールのロールバー外した時にその軽快感にびっくりしたです。
私が感じた"どーだーバーの良さ"ってのは、たったあれだけの重量増(しかも重心低い)で
不快なボディーのキシミを無くす事ができる点だと私は理解してます。
というわけで、私は装着してよかったと思ってます。(安くゲットできたし)
失ったものは昇降性ぐらいかな。あ、オクヤマのサイドバーは手すりとしては秀逸でした。
どーだバーは新品を買う場合は補強パーツの中では高価なのも事実。
でも、人によっては安く感じるだろうし、人によっては高く感じる。価値観の違いです。