オリジナル調整式スライドカムプーリー

2009.5.4 締め付けトルク
2009.2.9重要なお知らせ
2008.11.1 使用方法
2008.9.7 第一回完了
2008.8.26 価格改定
2008.8.25 設計変更
2008.8.20 UPDATE


募集完了しました。


大成功に終わった ASAエボキット軽量バッテリー端子に続きたい新しい企画。

漢(ヲトコ)アジャスタブル カムプーリー 企画のご紹介です。

企画の背景はコチラの日記をご参照ください。

この度、遂に試作品が完成したので詳細を説明します。価格、オーダーについては下のほうに記載してますのでよろしくお願いします。

 

【バルタイ微調整用メモリ付】


バルブタイミング微調整用に目盛を追加し、1度刻み、つまりクランク角2度刻みの微調整を可能としました。

写真ではメモリの中心に純正ミゾがセットされてますが、面研されたエンジンはもちろん純正Egの個体差もあるので各自バルタイを実測しながら狙う値の中心で外周純正スプロケ部分にマーキング(油性ペンやポンチなど)してください。

(2008.8.25追記)

目盛のデザインを変更。中心が分かり易いようにし、ギア側にポンチ穴追加。
メモリ中心がノーマルバルタイ位置になるよう目盛を配置しました。バルタイ初心者でも使いやすいように設計変更しました。


※メモリ中心位置で純正バルタイと同じ。ドレスアップにもどうぞ。

 

【純正流用タイプであるコダワリ】


外周の歯は純正品を流用する事で耐久性を確保。

内側プレートは高強度ジュラルミンを使用することで重量増は殆ど無し。6箇所のボルト留めでしっかりと結合することで応力を分散します。

このように材質や構造に配慮する事で精度や疲労破壊について十分ケアした設計になってますが、耐久テストをやった訳でもありませんので、ネジの緩みやクラックの発生など日常的な点検は各自の責任でお願いします。


【質感向上】


写真では確認しづらいですが、前面はフラットではなく、皿のように緩やかに中心に向かって凹のテーパーを描く凝り様で質感をUPさせてます。

実にカッコよろしいヲトコ前な仕上がりになったと思います。皆さんの素敵なエンジンルームを演出出来れば嬉しいです。

===========

ロードスター 調整式カムスプロケット

適用:NA6CE,NA8C,NB6,NB8(NBシリーズはEx側のみ)

価格: −円(1枚)

    −円(2枚セット 一台分)

       ※純正スプロケ下取り有りでの価格です。

      

オーダーはこちらにメールしてください。件名「スプロケ企画」で良いです。
数量、下取りスプロケの有無を必ず書いてください。


注意:導入については各人の責任でお願いします。導入による故障トラブルなどの損害、逸失利益については一切の責任を負わず一切の損害賠償の義務を負わない事とします。

 

 

【使用方法】

簡単にですが、漢スプロケの使用方法について解説しておきます。

ノック穴については下の写真のように目盛を下にした場合、上側にノーマルスプロケの「E」刻印、左下に「I」刻印が来るような位置関係になります。

ノーマルプーリーと同じ位置関係にすると下図のようになります。

ギア部の切り欠きも目印になります。

インテーク側カムシャフトのノックピンは「I」側のノック穴に、エグゾースト側は「E」側のノック穴にセットしてください。

カムシャフトへの締め付けトルクは5.0-6.2Kg・mです。(整備書数値)

次に6本のプレート固定ボルトについてはバルタイ調整後それぞれ均等に

1.0 0.5Kg・m前後のトルクで締め付けてください。

過大なトルクを掛けますと、ネジ穴を舐めますのでご注意ください。

 

【メンテナンス】

中心のプレートはジュラルミンで、外周のギア部は鉄です。他のパーツと同じように放置すれば錆などが進行いたしますので、時々清掃などしてあげれば良いかと思いますが、基本的には錆びやすい材質なので気になる方は各自防錆対策を施してください。

 

重要なお知らせ

プロの方から2点ご指摘がありましたので、ご使用の際にはご注意ください。

1:ノック穴のクリアランスが大きい

純正位置で組んでも純正バルタイと同じにならない可能性がある。

熱膨張の大きいアルミ合金なのでノック穴は純正よりもクリアランスを広目に取ってます。セット時にそのガタ分のバルタイがズレる事になります。
従って、バルタイはきちんと実測することを推奨します。

2:プレート固定ボルトのワッシャ

上記、使用方法欄でも書きましたが、プレート固定ボルトの過大トルクはねじ山を舐める可能性があります。トルクレンチを使用されていれば良いのですが、手ルクレンチの場合はワッシャを入れているとトルク過大になる可能性が高いのでワッシャを外してください。

加工バラつきもありますので、モノによってはワッシャを入れてると有効ネジ山数が少なくなる場合もありますので、基本的にはワッシャ無を推奨します。

 

 

 


Top